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皆さんこんにちは!
富山県富山市、南砺市を拠点に解体工事を手掛けている
中越工業株式会社、更新担当の富山です。
目次
今回は、築古住宅の解体工事と、その後の砂利敷き整地工事の現場をご紹介します。
今回の現場は、周囲を住宅に囲まれた比較的狭い敷地でしたが、安全・丁寧・迅速な解体を心がけ、最終的には美しく整えた砂利敷きの更地に仕上げました。
密集地での解体をお考えの方、敷地の有効活用を視野に入れている方は、ぜひご参考になさってください。
こちらが解体前の建物の正面です。
木造2階建てで、外壁は金属系のサイディング、屋根は瓦とスレートの複合仕様。冬場で、屋根には雪がうっすら積もっている状態でした。
裏手にはプロパンガスボンベがあり、残置物も若干。
作業前にはすべてのガス・水道・電気のライフラインを停止・撤去し、安全を確保します。
今回の建物は昔ながらの木摺り(こずり)構造で、壁の下地が細かい木材で構成されています。
内装材(天井板・畳・建具・石膏ボード)をすべて手作業で取り除いたうえで、分別して搬出していきます。こうすることで、廃棄処分費用を抑え、リサイクル率も向上します。
建物のすぐ隣には隣家が建っており、足場の幅はわずか数十センチ。このような状況でも、しっかりと防音・防塵の養生シートを設置しました。
解体時の騒音やホコリはご近所トラブルの元になりやすいため、狭くても妥協せずに養生を設けることが信頼の第一歩です。
今回は重機が入りづらいため、建物の大半を人力+小型機械で慎重に崩して搬出。
梁や柱などの太い構造材も、建物の倒壊方向に注意を払いながら解体していきました。
解体作業中は、毎日粉塵チェックと近隣確認を実施。ご近所様からも「静かに進めていて安心できた」とのお声をいただきました。
解体後の敷地には、砕石を一面に敷き詰めて転圧し、平坦で排水性の良い状態に整えました。
この「砂利敷き仕上げ」は次のような利点があります:
雨の日でもぬかるみにくい
草が生えづらく、管理がラク
駐車場や資材置き場など、用途が広がる
一時的な更地利用にもおすすめ
項目 | 内容 |
---|---|
建物構造 | 木造2階建て(延床 約25坪) |
周辺環境 | 隣家との距離が非常に近く、騒音・粉塵への配慮が必須 |
解体方法 | 内装は手作業/本体は小型重機使用/分別徹底 |
工期 | 約10日間(天候により若干前後) |
仕上げ | 砕石による砂利敷き整地、即利用可能な状態へ |
今回のような築古住宅は、解体によって土地の再利用価値が一気に高まります。
とくに都市部や住宅密集地では、近隣配慮・作業効率・安全管理の3点が解体工事の成否を分けるカギです。
また、解体後に「砂利敷きで一旦整えておく」ことによって、次の活用(新築、駐車場、貸地など)がスムーズになります。
次回もお楽しみに!
中越工業株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
富山県富山市、南砺市を拠点に解体工事を手掛けております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
皆さまのご応募を心よりお待ちしております!