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月別アーカイブ: 2025年6月

密集地でもスムーズ!住宅解体+砂利敷き仕上げ

皆さんこんにちは!

 

富山県富山市、南砺市を拠点に解体工事を手掛けている

中越工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

【施工レポート】密集地でもスムーズ!住宅解体+砂利敷き仕上げの一例をご紹介

今回は、築古住宅の解体工事と、その後の砂利敷き整地工事の現場をご紹介します。

今回の現場は、周囲を住宅に囲まれた比較的狭い敷地でしたが、安全・丁寧・迅速な解体を心がけ、最終的には美しく整えた砂利敷きの更地に仕上げました。
密集地での解体をお考えの方、敷地の有効活用を視野に入れている方は、ぜひご参考になさってください。


▶ Before:築年数が経過した木造住宅

こちらが解体前の建物の正面です。
木造2階建てで、外壁は金属系のサイディング、屋根は瓦とスレートの複合仕様。冬場で、屋根には雪がうっすら積もっている状態でした。

裏手にはプロパンガスボンベがあり、残置物も若干。
作業前にはすべてのガス・水道・電気のライフラインを停止・撤去し、安全を確保します。


▶ Step1:内装解体(手作業で丁寧に)

今回の建物は昔ながらの木摺り(こずり)構造で、壁の下地が細かい木材で構成されています。


内装材(天井板・畳・建具・石膏ボード)をすべて手作業で取り除いたうえで、分別して搬出していきます。こうすることで、廃棄処分費用を抑え、リサイクル率も向上します。


▶ Step2:狭小地での足場設置と養生

建物のすぐ隣には隣家が建っており、足場の幅はわずか数十センチ。このような状況でも、しっかりと防音・防塵の養生シートを設置しました。


解体時の騒音やホコリはご近所トラブルの元になりやすいため、狭くても妥協せずに養生を設けることが信頼の第一歩です。


▶ Step3:建物解体・搬出作業

今回は重機が入りづらいため、建物の大半を人力+小型機械で慎重に崩して搬出
梁や柱などの太い構造材も、建物の倒壊方向に注意を払いながら解体していきました。

解体作業中は、毎日粉塵チェックと近隣確認を実施。ご近所様からも「静かに進めていて安心できた」とのお声をいただきました。


▶ Step4:整地+砂利敷きで仕上げ

解体後の敷地には、砕石を一面に敷き詰めて転圧し、平坦で排水性の良い状態に整えました。
この「砂利敷き仕上げ」は次のような利点があります:

  • 雨の日でもぬかるみにくい

  • 草が生えづらく、管理がラク

  • 駐車場や資材置き場など、用途が広がる

  • 一時的な更地利用にもおすすめ


💡 今回の現場のポイント

 

項目 内容
建物構造 木造2階建て(延床 約25坪)
周辺環境 隣家との距離が非常に近く、騒音・粉塵への配慮が必須
解体方法 内装は手作業/本体は小型重機使用/分別徹底
工期 約10日間(天候により若干前後)
仕上げ 砕石による砂利敷き整地、即利用可能な状態へ

✅ まとめ:古家の解体+整地もお任せください!

 

今回のような築古住宅は、解体によって土地の再利用価値が一気に高まります
とくに都市部や住宅密集地では、近隣配慮・作業効率・安全管理の3点が解体工事の成否を分けるカギです。

また、解体後に「砂利敷きで一旦整えておく」ことによって、次の活用(新築、駐車場、貸地など)がスムーズになります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

中越工業株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

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コストを抑えた木造アパート解体工事

皆さんこんにちは!

 

富山県富山市、南砺市を拠点に解体工事を手掛けている

中越工業株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

【施工事例レポート】コストを抑えた木造アパート解体工事の現場から

今回は、実際に私たちが施工を手がけた木造2階建てアパートの解体工事の様子をご紹介いたします。

「アパート解体って高そう…」「どれくらいの期間がかかるの?」「ご近所トラブルにならないか不安…」

そんな方にぜひご覧いただきたい、比較的コストを抑えて実現した解体工事のリアルな現場レポートです。


▶ 1. 着工前のアパート外観

まずはこちらが、解体工事に入る前のアパートの全景です。

洋風のデザインが印象的な建物で、築年数は約20年。外壁の劣化や設備の老朽化により、建て替えを目的とした解体のご依頼をいただきました。

敷地は舗装された広い駐車場つきで、重機の搬入や足場の設置もスムーズに行える環境でした。こうした条件は、工期短縮やコスト削減にも大きく寄与します。


▶ 2. 足場組立と養生作業

まずは解体に備えて、建物をぐるりと囲む足場の設置です。その後、防音・防塵のシートで全面を養生します。これは近隣への粉塵飛散や騒音を抑えるために欠かせない工程。

養生をきちんと行うことで、ご近所様からの苦情を未然に防ぐとともに、作業員の安全も確保されます。


▶ 3. 重機の搬入と外構解体スタート

使用した重機は、コマツ製のPC78US。コンパクトながらパワフルで、小回りのきく中型機です。写真の通り、すでにアスファルト舗装の一部を剥がして地盤の掘り起こしが進行中です。

なお、アパートの一部が建物に接していたため、共用部分への影響を最小限にする作業計画を組みました。


▶ 4. 解体作業本格化!建物の内側へ

内装の撤去が進むと、木造軸組構造がむき出しになります。断熱材・石膏ボード・配線などを分別解体することで、廃材処理コストを軽減でき、リサイクル比率の向上にもつながります

ここで重要なのが、「壊す順番と人の動線」。構造を理解しているからこそ、安全に・効率よく・静かに作業を進められます。


▶ 5. 地盤の処理と整地作業へ

建物の解体後は、地盤に埋まった基礎コンクリートや残材をすべて取り除きます。重機による整地を行い、平らな更地へと仕上げます。

この状態にしておけば、次の工事業者さん(基礎屋さんや建築工事)もスムーズに乗り込むことができ、全体工程が早まるという利点があります。


💡 今回の解体ポイント(コスト削減の工夫)

 

今回のアパート解体では、次のような工夫により費用を抑えつつ高品質な解体を実現しました:

工夫点 内容
構造調査 事前調査で構造を把握し、最短の解体ルートを設計
足場材の再利用 自社資材を活用しレンタル費を削減
廃材分別 木材・金属・ボード類を分別して処分費圧縮
作業動線の最適化 重機と人の動きを干渉させず、事故・ロスを防止
養生の簡素化 周囲のスペースに余裕があったため、一部簡易化で費用節減

✅ まとめ

 

アパートの解体工事は、建物の構造や立地条件、規模によって費用も工期も大きく変動します。ですが、しっかりと事前計画を立てれば、無駄なコストを抑えることも十分に可能です。

今回のように、

  • 木造2階建てアパート

  • 平坦な敷地

  • 隣接建物との間にスペースあり
    といった条件がそろっていれば、比較的安価かつ短期間での解体が実現できます。


📝 解体を検討中の方へ

 

「古いアパートを壊して土地を活用したい」
「まずはどのくらいの費用がかかるのか知りたい」
という方は、お気軽にご相談ください!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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